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太陽活動

mcHF完成と喜んでいたら・・・

 受信性能に満足して、いざダミーロードを付けて送信すると、まったく出力がない。どこかハードウェア上の間違いだと考えて、オシロスコープでファイナルからシンセサイザーまでたどりましたが、異常はありませんでした。どうやらファイナルがダメになったのかとがっかりしましたがそうも言ってられない。まずファイナルの三菱FET RD16HHF1を2個取り外しました。このFETを検査機にかけましたが異常は見つからず。ファイナルが2個同時に飛ぶことも考えにくいことから、原因はこれではないと納得して再びはんだ付け。今度はテスターでゲートの電圧を調べたところ、まったく来ていない。0Vに近いまま。で、このゲートをコントロールしているのが、STM32のDACであるPA5(Bias)から出ているものと判明。

 こいつが悪いんや! と決めつけて、ピンが故障していると目論み、PA4とPA5の機能をプログラムの変更で入れ替え、PA4がBiasのコントロールを出来るように改造しましたが、やっぱり駄目。で、ピンを元に戻してソースコードを見直しますが、悪い所はなさそう。まず、ソフトウェアで間違いがあったら、世界中のユーザーが黙ってはいないでしょう。

 ハードは正常、ソフトも正常、となると、このbiasを設定する項目がメニューにあるに違いないと踏んで、メニューをくまなく調べると、一応Biasの電圧をコントロールする項目は発見。でも、メニューから変えることができない。マニュアルを読んでいくと、9割近く読んだところで、初めて使う人のための設定という章があり、Biasの電圧を調整する(出力を調整する)項目がありました。

 こんな大事なことは、マニュアルの最初の方に書いてほしいです。このBiasをいじると、出力が上がってきました。でも、弱い。

 LPF(ローパスフィルター)を写真通り作ったら、きつく巻いたためなのか結構高いインダクタンスとなっていたらしく、出力のほとんどをブロックしていることが判明。巻いたものを少しずつほどいてはんだ付けしたところ、十分な出力を得られるようになりました。念のため、スペクトラムアナライザーでLPFの性能を確認し、問題なく機能していることも確認。

 マルチバンドのHF機を作るのは初めてで、いきなりマイコン制御のSDRですからハードルは高かったです。他のアナログ機を経験してからなら、もうちょっと勘所もわかるものですが、とにかくいい経験になりました。

1 comment to mcHF完成と喜んでいたら・・・

  • JE1GIX

     完成 おめでとうございます。

    私も買おうと思っているのですが、ディスコンになったのでしょうか?在庫なしが続いています。
    似たようなキットにSTM32-SDRというのがあるのですが、コチラはディスコン状態で、
    STM32-SDRの開発者から、「今後はPCベースの物を作る。」とメールがありました。

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