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Ubuntu 17.10 でPT3とepgrec UNAの環境を作る

そもそも、Ubuntu 16.04LTSで録画サーバーを作るのがスジというものですが、意気込んでマザーボードなどを買ってきたら16.04がチップセットに対応していなかったということで、リスク覚悟で17.10で作ったわけです。しかし、断片的な情報しか得られず、厳密には誰も17.10で録画サーバーを作ったという情報が無かったので、もう人柱もいいところと思いながら作りました。
一番参考になったのは、UbuntuによるEco Linuxサーバ構築記というサイトです。でも、この記事通りではインストールできません。そこら辺を補足しながらインストールを説明したいと思います。でも、殆どは上記のサイトの受け売りです。

まず用意したものはこちら。

マザーボード Biostar x370gt3

CPU Ryzen 7 1700 with Wraith Spire LED cooler

メモリー CMK16GX4M2B3000C15

SSD 【Intel】SSDPEKKW512G7X1

HDD HGST Deskstar NAS 4TB パッケージ版 3.5インチ 7,200rpm 128MB SATA 6Gb/s

ビデオカード F-GT710-E2GB/LP

チューナー PT3

カードリーダー SCR3310/v2.0

 

これらのパーツを見て、「なんじゃこりゃ」と思ったあなたは、常識人です。マザーやCPUの割にはチープなグラフィックアクセラレーターです。本当は違う目的もあって、やや高機能なPCに仕上げたかったのですが、スリムケースという制約が中途半端な仕様となったわけです。

これらのパーツで入手困難なものがチューナーのPT3でしょう。PT2なら中古で出回っているようなので、それで作るのもいいでしょう。今回はPT3二枚刺しで構成しています。

 

Ubuntu 17.10をDVDに焼き込んで、インストールしてください。USBメモリーからのインストールは失敗する可能性があります。

ここからは、Ubuntuのインストールが完了したものとして話を進めていきます。適当なターミナル(端末)を開けて作業を進めていきます。

まずは管理者rootになって作業を進めていきましょう。

sudo su –

 

正確な時刻を随時取得するために、ntp(Network Time Protocol)をインストールします。

apt-get install ntp

 

webサーバー、PHP、データーベースをインストールします。

apt-get install nginx php7.1-fpm php7.1-cli mysql-server mysql-client php7.1-mysql mercurial php7.1-xml php7.1-mbstring

 

指定した時刻にコマンドを実行するためにatをインストールします。(最初からインストールされているかも知れません。)

apt-get install at

 

at.denyを修正します。

sed -i ‘s/www-data//g’ /etc/at.deny

 

php.iniを修正します。修正内容は、php.iniのすべてに対して、disable_functionsのコメントアウトと、date.timezoneの設定です。

find /etc/php/7.1 -name php.ini

cp /etc/php/7.1/fpm/php.ini /etc/php/7.1/fpm/php.ini.bak
sed -i ‘s/disable_functions/;disable_functions/g’ /etc/php/7.1/fpm/php.ini
sed -i ‘s/;date.timezone =/date.timezone = “Asia\/Tokyo”/g’ /etc/php/7.1/fpm/php.ini

diff /etc/php/7.1/fpm/php.ini /etc/php/7.1/fpm/php.ini.bak

cp /etc/php/7.1/cli/php.ini /etc/php/7.1/cli/php.ini.bak
sed -i ‘s/disable_functions/;disable_functions/g’ /etc/php/7.1/cli/php.ini
sed -i ‘s/;date.timezone =/date.timezone = “Asia\/Tokyo”/g’ /etc/php/7.1/cli/php.ini

diff /etc/php/7.1/cli/php.ini /etc/php/7.1/cli/php.ini.bak

 

MySQLの設定を行います。

ロケールをutf-8に設定します。my.confを編集しましょう。viのコマンドは思い出しましたか?
 vi /etc/mysql/my.cnf

/etc/mysql/my.cnfの中の[client]の下に下記の設定を付け加えます。

[client]
default-character-set=utf8

mysqldも変更を加えます。

vi /etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnf
/etc/mysql/mysql.conf.d/mysqld.cnfの中の[mysqld]の下に下記の設定を付け加えます。
[mysqld]
character-set-server=utf8
sql-mode = ”
mysqlのサービスをリスタートします。
service mysql restart
MySQLがきちんと起動したかどうかチェックします。

ps aux | grep mysql

DBを作成します。yourpasswordのところだけ、任意に決めてください。(ただし、忘れないように!)

mysql -uroot -p
create database epgrec;
grant all on epgrec.* to epgrec@localhost identified by ‘yourpassword’;
flush privileges; 

USBカードリーダーを使えるようにします。

apt-get install pcscd libpcsclite1 libpcsclite-dev libccid pcsc-tools git build-essential autoconf unzip pkg-config
pcsc_scan | grep “Japanese Chijou Digital”

このように表示されたでしょうか? 表示が止まっていると思いますので、ctrl-cで止めてください。表示されなかった場合は、カードがデーターベースに登録されていません。

3B F0 12 00 FF 91 81 B1 7C 45 1F 03 99
Japanese Chijou Digital B-CAS Card (pay TV)

 

私のカードは、3B F0 12 00 FF 91 81 B1 7C 45 1F 01 9B でして、認識されませんでした。ただ、このまま認識されなくても大丈夫との説もあります。ただ、なるべく動かないリスクは減らしたいと考えて、次のコマンドで設定ファイルを書き換えてもいいと思います。

vi /etc/libccid_Info.plist

 

バージョンによっては設定ファイルの場所が違うかも知れません。とりあえず、
3B F0 12 00 FF 91 81 B1 7C 45 1F 03 99

と書いてあるところを

3B F0 12 00 FF 91 81 B1 7C 45 1F 01 9B

に書き換えましょう。

 

暗号化を復元するソフトをインストールします。

apt-get install pkg-config
cd /tmp
 
wget http://hg.honeyplanet.jp/pt1/archive/c44e16dbb0e2.zip
unzip c44e16dbb0e2.zip.git
cd pt1-c44e16dbb0e2/arib25
make clean && make && make install


PT3のドライバーをインストールします
cd /tmp
echo "blacklist earth_pt3" >> /etc/modprobe.d/blacklist.conf
git clone https://github.com/m-tsudo/pt3.git
cd pt3/
make clean && make && make install
reboot
 

 

PT2を利用している場合は次のようにします。

cd /tmp
rmmod earth_pt1
echo “blacklist earth-pt1” >> /etc/modprobe.d/blacklist.conf
hg clone http://hg.honeyplanet.jp/pt1.oyama/ pt2
vi pt2/driver/pt1_pci.c

pt1_pci.cのincludeが並んでいる箇所に下記を追加する。

#include <linux/vmalloc.h>

これを書き込んだら保存。

makeclean && make&&makeinstall
reboot
 

PT2, PT3が動いているか、確認します。

ls -la /dev/pt*video*

最後のls -la /dev/pt*video*で、/dev/pt2video0~3または/dev/pt3video0~3が表示されれば成功です。

ここから先は、Ubuntu16.04 LTS上へepgrecUNA環境を構築する の、recpt1の用意の項目から設定すればうまく行くはずです。

Ubuntu17.10で録画サーバーを作ること自体がリスキーなのですが、マザーボードを買ってから問題がわかったのでしようがありません。

 

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