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太陽活動

オフグリッドは環境に優しいのだろうか?

 原発事故以来、自然エネルギーで自給自足という考えがあちこちで聞かれるようになりました。私自身も、再生可能エネルギーで100%電気をまかなえないだろうかと頭を悩ましていた時期があります。つまり、電力会社からの電気の供給をやめて、自宅の発電だけで電気をまかなう、「オフグリッド」ができないか考えていたわけです。
 すでに屋根の上には太陽光パネルが敷き詰められていますが、消費電力と発電量を計算すると、全く足りない状況です。24時間換気システムの送風モーターの電力が最も消費されているらしいです。それと、情報機器(サーバー関連)の消費電力も少しあるようです。年々これらの電力は少なくなっていく傾向にありますが、まだオフグリッドに持ち込むほどではありません。食器洗い機・洗濯乾燥機の消費電力も多く、これらの電力が更にオフグリッドを非現実的なものにしています。
 オフグリッドのためには、昼間発電した電気をバッテリーに貯めなくてはなりません。そのバッテリーのコストは莫大です。また、バッテリーは消耗品ですから、4−5年程度で買い替えなくてはなりません。環境負荷もあります。こういったことを考えると、オフグリッドは経済的にも環境的にも無理があります。
 以前日産のリーフを見に行った時に、車のバッテリーを用いたスマートグリッドの魅力を説明されたのですが、このスマートグリッドによる自動車のバッテリー寿命の低下について、コストは考えているのかと聞いたところ、店員は言葉につまっていました。とにかく、バッテリーの購入と廃棄のコスト、そしてそれに伴う環境負荷が、とても自然に優しくないわけです。
 だからといって、太陽光パネルが百害あって一利なしというわけではありません。昼間に発電してくれる太陽光パネルは、電気需要のピークを和らげてくれる働きがありますし、消費する場所で発電しますので、効率もいいのです。個人が良いエネルギー選択をして、社会がその隙間を埋めるようなエネルギー政策を考えていく必要が大事ではないかと考えるわけです。
 その社会が安定するための発電とはなにかということで、安全で安定した発電を模索する姿勢を重視したいわけです。このためには、もう少し社会のリソースを新たな発電技術につぎ込んでいいのではないかと思うのですが、そのようなビジョンや政策が今の政府には見えづらい・見えてこないというのがとても残念です。
 と、まあ、お堅い話をここに書いたところで、週末の夜も眠たくなったと思いますので、ゆっくり休んでください。おやすみなさい!

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